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熱中症による労災事故の発生状況

 職場における熱中症(労災事故)の発生件数は、建設業がもっと多く、次いで製造業や運送業での発生件数が多い傾向となっていて業種により発生件数に大きく差があります。

熱中症による労災事故の業種別推移

 熱中症による労災事故では、建設業を筆頭に特定の業種において多く発生し、死亡事故も発生しています。
 発生の多い特定の業種では、自己啓発や場当たり的な対策では十分な予防を行うことは困難となっています。
 特にリスクの高い業種や作業では、事業者は環境を整備するための設備や、個人用の対策グッズの導入。就業スタイルの変更など必要な措置を怠ると安全配慮義務違反となります。
<熱中症による死傷者数の業種別状況>
 年 建設業 製造業 運送業 警備業 商業 清掃
と畜業
農業 林業 その
2022年 179
(14)
145
(2)
129
(1)
91
(6)
82
(2)
58
(2)
21
(2)
6
(0)
116
(1)
827
(30)
2021年 130
(11)
87
(2)
61
(1)
68
(1)
63
(3)
31
(0)
14
(2)
7
(0)
100
(0)
561
(20)
2020年 215
(7)
199
(6)
137
(0)
82
(1)
78
(2)
61
(4)
14
(1)
7
(0)
166
(1)
959
(22)
2019年 153
(10)
184
(4)
110
(2)
73
(4)
87
(1)
61
(0)
19
(0)
7
(0)
135
(4)
829
(25)
2018年 239
(10)
221
(5)
168
(4)
110
(3)
118
(2)
81
(0)
32
(1)
5
(0)
204
(3)
1,178
(28)
2017年 141
(8)
114
(0)
85
(0)
37
(2)
41
(0)
32
(1)
19
(2)
7
(0)
68
(1)
544
(14)
2016年 113
(7)
97
(0)
67
(0)
29
(0)
39
(1)
37
(1)
11
(1)
13
(1)
56
(1)
462
(12)
2015年 113
(11)
85
(4)
62
(1)
40
(7)
50
(0)
23
(2)
13
(1)
8
(0)
70
(3)
464
(29)
2014年 144
(6)
84
(1)
56
(2)
20
(0)
28
(0)
16
(0)
13
(1)
7
(0)
55
(2)
423
(12)
2013年 151
(9)
96
(7)
68
(1)
53
(2)
31
(3)
28
(2)
8
(1)
8
(1)
87
(4)
530
(30)
2012年 143
(11)
87
(4)
43
(0)
27
(2)
35
(0)
28
(1)
7
(0)
6
(2)
64
(1)
440
(21)
2011年 139
(7)
70
(0)
56
(0)
17
(3)
25
(2)
27
(1)
10
(2)
6
(2)
72
(1)
422
(18)
2010年 183
(17)
164
(9)
85
(2)
44
(2)
32
(3)
44
(2)
17
(6)
4
(1)
83
(5)
656
(47)
()は死亡者数であり、死傷者数の内数。
参考資料;厚生労働省公表 「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
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