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点検報告書の確認と報告

社内で使用する設備は、
 その用途。大きさにより法令の定める点検が必要。
  適正に維持することも重要な業務です。

法定点検等が必要な設備では報告書の内容を確認し、必要な是正処置を行うことが責務です。

 法定点検が必要な設備は、用途だけでなく使用する大きさ・地域等でも法令義務が異なります。
 単に法令順守の為に行うのではなく、使用者が安全に利用できるため適正な点検と修繕は非常に重要な業務です。
 また、万が一設備の問題により起因する事故が発生した場合、点検を怠っていれば企業責任がより大きく問われることも認識しておく必要があります。

・主な法定点検設備
 ・特殊建築物等
 ・昇降機
 ・ボイラ
 ・圧力容器
 ・エレベーター(エスカレーター)
 ・消防用設備等(消火設備・警報装置)
 ・事務所(作業環境測定)
 ・水質検査
 ・排水設備
 ・浄化槽
 ・自家用電気工作物(自家発電設備)

・点検報告書の確認内容
 点検にて判明した設備の不具合の状況。交換・修繕が必要な個所(内容)。設備全体の劣化状況等が点検報告書に記載されています。

 交換・修繕が必要な個所(内容)がある場合、必要な手配を行うために見積もりを依頼する。修繕のための発注を行う。
 設備によっては入替を検討するなどの対応を行います。

・点検報告書の提出と保管
 法定点検が義務付けされた設備では、その記録についても法令で定める保管期限があります。軽率に扱わず、必ず定まった保管場所に保管します。
 また、稀に点検業者が報告書の提出が忘れる場合もあります。
 保管場所に報告者がない事に気づいたら、その時点で業者に問い合わせて再発行依頼等を行い揃えて置きます。
 一部の報告書については監督官庁に提出が義務付けされているものもあります。このため、報告書を受け取り、内容を確認して提出等しかるべき対応をとることは重要な業務です。(例:消防設備点検報告書 提出先:消防署 など)
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