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仕事始め式とは

新年を迎えた業務初日には、
 新たな年に向けた訓示等の伝達。
  前年での功績を讃える表彰等を行い、
新たな年での発展や無事故・安全を願います。

けじめとなる式の運営は、規律とモチベーション向上に大きな役割を担います。

 新年の業務初日には、仕事始め式が執り行われ、取締役等の新年の挨拶。
 企業の新たな年で方針や目標。訓示の伝達等を行い更なる発展を願います。また、モチベーションを高めるため前年の功績を讃える表彰等合わせて行われます。

 企業の業種によっては、社員全員が集まる数少ない機会であることから、仕事始め式内や式の後に他の行事を併せて行うこともあります。

・業態毎の仕事始め式の実施日
 多くの会社で仕事始め式は、業務初日に行われます。
 しかし、元旦等から業務を行うサービス業では元旦の業務開始前。祝祭日が関係のない業種では、仕事を開始した後の事務作業等が業務を開始する日に行うこともあります。
 また、これらの業務開始日に関係なく1月1日~3日の三日間について縁起を担ぐ為に実施を避け、4日目以降に行う場合もあり、各社毎に決められた習慣に沿って実施されます。

仕事始め式の内容

 ・経営層から
  ・新年の挨拶
  ・将来の展望(新年に向けての経営方針伝達)
  ・前年の問題点に関する反省と今後の取組
  ・功績に関する表彰  など
 ・社員から
  ・決意表明  など

仕事始め式次第

 式で執り行う各項目を纏めた掲示物です。仕事始め式では、粛々とした進行により厳かな雰囲気の中で執り行うことで参加者の意識付けを最大限に高めます。
 その装飾の一つとなる式次第は場の雰囲気に合った書体と会場の大きさに対する文字の大きさ。雑な印象を与え無いよう記載内容に統一性を持たせることが重要です。

仕事始め式司会進行

 粛々とした進行により厳かな雰囲気の中で執り行うための司会進行の言葉や、式の進め方です。
 司会進行の役務は、式全体の雰囲気に関わる重要な業務であり厳かな印象を与えれるように行います。

・仕事始め式立哨スタイルでの司会進行

 工場や屋外等の現場での実施や少人数で簡略して行う仕事始め式での式の進め方です。
 業種や業態によって普段の朝礼の延長のように行われる場合や、安全祈願や現場を主眼におき、あえて作業場の近くで行うことがあります。

仕事始め式の準備と後片付け

 仕事始め式を行う上での事前準備から当日の案内。写真撮影や後片付けまでを含めたすべての業務の流れです。挨拶だけでなく、来賓の出席や表彰等がある場合は十分な準備が必要です。

式典時の役割分担

 仕事始め式等の社内で行われる式典は、運営スタッフを役割分担することで円滑に式を行います。式の規模が大きくなるほど、比例して運営スタッフの人数も多くなり、小規模な式でも司会進行と盆係(介添え人)とカメラ係の最低3人の役割分担が必要となります。

コロナ禍の仕事始め式での対策

 2021年の仕事始め式では、パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症により感染対策を視野に仕事始め式が行われました。感染対策を視野に入れた仕事始め式の対策方法です。


仕事納め

仕事納めの内容

 12月の年末最後となる業務は、一年の締めくくりとなる仕事納めが行われます。仕事納めは、一年の締めくくりであるとともに、来る新たな年に滞りなく業務を始めるためのものでもあります。


入社式における内容・進行の補足

入社式の内容

 新入社員を迎える入社式は、新たな社員を歓迎するとともに、社の一員としての自覚を促すために行われます。近年では就職活動に保護者が加わるなどの流れから、保護者が参加可能な入社式を執り行う企業もあります。

入社式の式次第と司会進行

 入社式では、迎える新入社員の人数や保護者・来賓の参加の有無などの式の規模沿った進行が式に必要です。司会進行は、厳かな印象を与えれるよう、落ちついて行うことが重要です。
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