仕事始め式次第
仕事始め式では、
参加規模や会場。
事業内容を踏まえた進行が式に必要です。
次第は厳正な式の雰囲気に大きく貢献します。
仕事始め式では、粛々とした進行により厳かな雰囲気の中で執り行うことで参加者の意識付けを最大限に高めて行います。このため、その装飾の一つとなる式次第は場の雰囲気に合った書体と会場の大きさに対する文字の大きさ。雑な印象を与え無いよう記載内容に統一性を持たせることが重要です。
・式次第の様式について
式次第では、特段決まった様式があるわけではありません。
掲示した時に与える印象。参加者から見える大きさ。次第に記載する人物などの項目数を含めて総合的に判断して作成します。
・主な考慮事項
・会場の大きさ・参加人数
式次第は、参加者全員が視認できる大きさで作成します。
極端な例では、数人規模(20人程度迄)の小さな事業所ではA3~A4程度の用紙にプリントアウトするだけ十分な式次第となります。
参加人数が数十人となるなど、会場が大きくなるにつれて次第も大きく作成します。
・縦書きと横書き
来賓・役員等の挨拶する者が多く、次第にて記載する項目が多い場合には必然的に縦書きの式次第となります。
社長等の一部の役員挨拶のみである場合、数行程度の式次第となるため横書きでも足ります。
・用いる書体
厳かな雰囲気で執り行うため、毛筆による作成が理想です。
しかし、手書きでの作成は難しいため毛筆に近い書体(行書体等)を用いて印刷により作成します。
・次第の主な記載内容
・日付 「平成○○年○月○日」
式を執り行う日付や開始時間を記載します。(省略可能)
・会場 「○○○○ホール」
式を執り行う会場を記載します。(省略可能)
・題目 「平成○○年度 仕事始め式」
主題となる式の名称を記載ます。
・開会の辞
式の開始を宣言等を行う開会を記載します。
・来賓挨拶・役員挨拶
式にで挨拶を行う来賓や役員を式の進行順に記載します。記載では肩書きを含めて記載ます。
・決意表明
社員代表による表明がある場合に、肩書と氏名を記載します。
・年頭表彰
定例的に行われる永年勤続等の項目がある場合は、表彰の名称を記載します。
表彰の重さ等に合わせ、名前まで記載するか表彰の名称のみを記載するかを考慮します。
対象者が多い場合、全員の名前を記載すると次第のバランスが悪くなることがあります。
・閉会の辞
式の閉会の宣言等を行う閉会を記載します。
・全体のバランスの確認
作成した次第について、掲示予定個所を確認し大きすぎないか(小さすぎないか)を確認して調整します。
次第では、主だった対象者を記載することが基本です。
しかし、表彰等を併せて行う場合、名前の代わりに賞の名称等を記載するなど、賞の重さを考慮して記載を選別し全体のバランスを取ります。