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衣替えの実施方法と手続き

春と秋の年2回行う衣替えは、
 実施に向けて案内や制服の準備。
  新制服への入替検討など準備には余裕を持った期間が必要です。

制服はサイズ確認や手配に時間がかかるため一斉実施のための準備が重要です。

 衣替えは、背広等の私服では一斉実施にむけた案内が中心の業務です。しかし、制服等の統一した服装である場合には衣替えに向けた制服の準備が必要です。
 また、事務服等ではメーカーの型変わり早く、総入替により思わぬ追加経費の発生や準備に時間がかかることもあり、余裕をもった準備が必要です。

・衣替えの実施時期
 衣替えの実施時期は、従来夏は6月。冬は10月でした。
 しかし、昨今の省エネによる環境対策等からクールビズ・ウォームビズの実施に合わせ、実際の気温や就業環境を考慮し、各企業毎に実施時期を前後しています。
 特に派遣や請負等で取引先での勤務が常態である場合、勤務先の企業の実施時期に合わせることも必要です。

・制服による衣替え
 事務服・作業服等の定まった制服での業務形態の場合、衣替え前に制服を準備し支給する必要があります。
 特に特注品の場合、発注から納品にまで日数が長く、メーカーのカタログ製品の場合には廃盤となっていることもあります。
 必要な制服の種類の納品目安を予め確認し、十分な期間を持つことが必要です。


・衣替え準備の目安
・既製品による追加購入
 作業着・事務服等メーカーによる定番品で安定供給が確定している場合、必要数とサイズの確認を概ね1ヵ月前から開始します。
 ただし、例え定番品と言えど特大サイズ等の定番規格以外のサイズが必要。又は必要となる可能性がある場合は、2か月前から準備が必要です。
 定番規格以外のサイズオーダーの場合、注文から納品まで最低でも1ヵ月以上の余裕を見ることが必要です。

・自社の特注品の制服
 完全な自社オリジナル(定番品にネーム入れ等の変更を除く)の場合、生産予定数や製造予定地等供給するメーカーの事情で納品時期は大きくかわります。
 予めメーカーに納品迄の期間を確認し、余裕をもった発注が必要です。
 参考期間:
 国内生産 約2ヶ月
 海外生産 3ヶ月~4ヶ月程度
 ただし、繁忙時期などによる通常時と春先や秋口等で納品までの期間に差がある場合もあります。

・メーカーによる廃盤が疑われる製品
 事務服等のカタログ掲載商品等では、デザイン変更が早く供給期間が短いもの。また、知らずに廃盤となっていることもあります。
 新規採用による追加購入。劣化による入替分の購入を予定する場合、早い段階で一度供給の有無を確認しておくことが重要です。
 廃盤等の理由から必要数が確保できない場合、総入替が必要となることもあり、入替には新しい制服でのサイズ調査等で準備期間が長くなるだけでなく、購入にかかる金額が大きくなることで社内決裁などの手続きに時間がかかることもあります。
 必要枚数等の金額によっては、年度計画等に予め含む必要もるため、業者に対して定期的に確認するなど実態に合わせた準備が重要です。

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