ビジネスフォン リースのメリット・デメリット
ビジネスフォンの入替・導入では、
買取とリース契約による方法があります。
総務の立場では、リース契約による導入の方がメリットが大きいです。
ビジネスフォンは、高額かつ消耗品であるため余裕があればリース購入とならざる負えない。
・ビジネスフォンの法定耐用年数ビジネスフォンの法定耐用年数は6年になります
・ビジネスフォンのリース契約期間
ビジネスホンのリースは4年~7年で組む事ができます。
自社や周囲の状況を見ると、5年又は7年の契約が多いように思われます。
・総務の立場での見る
ビジネスフォンリース導入のメリット
・リース契約に付帯される損害保険
ビジネスフォンは、電源の他電話回線を引き込むため、落雷による故障の可能性が大きい設備です。
また、一度故障が発生した時、基盤の交換等による数万円~の修理費が必要となります。
リース契約では、これらの故障に損害保険が適用されるため修理費の支出が必要とされません。
但し、再リースでは損害保険は付帯されません。
・入替による経費の平準化
ビジネスフォンは業務に必要不可欠であり、老朽化等のより定期的に入替が伴う消耗設備です。
一括購入については購入時の負担が大きく、入替予定時の経営状況によっては計画的な入替が妨げられる場合もあります。
このため、長期リース契約は金利などの不要な出費が多くなりますが、ビジネスフォン故障による業務の停滞を予防するために7年毎リース期間満了による入替メリットは大きいです。
・リース契約期間後の再リース契約について
初期リース期間満了後は、再リースの有無についてリース会社から確認があります。
通常、年額で初期リース料の1カ月よりやや多い金額で再リースとなります。
・ビジネスフォンリースの下取りについて
初期リース期間満了後、下取りによる買取を希望する場合、下取りが出来るかは契約内容・業者により異なります。
リース期間後の買取を希望する場合には、導入前にリース会社に確認し契約書に明記してもらいます。
リース会社より下取りを断られた場合、下取りを行うことはできません。
・デメリット
・支払総額が多くなる
長期リースにするほど、付帯される損害保険料。金利等の上乗せ等によりリースによる支払合計の金額は大きくなります。
・途中解約ができない
ビジネスフォンのリース契約では原則途中解約をすることが出来ません。
また、仮に途中解約を行っても設備に対する評価価値が低いため、違約金はリース料総額と大差ありません。
これは、車などのリースでは途中解約時の物件残価(中古価値)。整備等の未実施分により減額される金額が大きいのに対して、ビジネスフォンでは減額要素がないために無理に解約してもリース残額の総額に近い支払いを求められます。
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