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新人教育マニュアル

新人教育については、
 企業固有の職種や求める人材が異なるため、画一的なマニュアルは存在しません。
 また、限られた期間の中で自社流にアレンジした研修カリキュラム。マニュアルの整備が重要です。

実態に即した研修カリキュラムとマニュアルの整備が望ましい。

 一重に新人研修と言えど、高卒・大卒。現場職・営業職・接客業務・事務職等々、その対象は千差万別。
 企業毎に重視したい内容と、そうでない内容。また、同じ内容でも会社ごとに特色があります。
 自社に合う項目を抜粋し、自社にあう方針を組み合わせ、内容を掘り下げることで教育マニュアルが完成します。

・職種により重点を置かれる例
 営業職 ・・・自社に関する教育、マナー研修
 接客 ・・・・接客マナー研修
 現場職 ・・・安全衛生教育
 情報処理・・・情報漏えい、システム運用の責任
 一般事務・・・全般(広く浅く)
 その他専門職・・・・専門分野に大きく関係する分野

・新人教育マニュアルに定める内容

・自社に関する教育
 会社の歴史
 会社の経営理念
 会社の主力製品・主力事業

・ビジネスマナーに関する教育
 ・挨拶に関すること
  ・主に挨拶に使用する言葉の種類
  「おはようございます」「こんにちは」どちらを基本とするか。
  ・挨拶実施の基本
  部屋の入退室時に必ず挨拶をする(させる)か。
  朝夕、及び外出時のみとするか。
 ・言葉づかいに関すること
  ・敬語の使い方
  「○○は、」「恐れ入ります。」「申し訳ございません」
  ・敬語を使う状況
  社内全ての会話において徹底する(させる)か。
 ・電話の応対に関すること
  新人は率先して電話を取る(取らせるか)か。
  何コール以内でとるこを基本とするか。

 ・メール、FAX、封書利用のマナー
  ・Eメール
   宛先。CC,BCCの使い分け。
   メールで添付してはいけない内容。
   メールでの時間間隔の考え方
  ・FAX
   FAX利用の一般注意事項。
   重要内容利用時の発着確認。事前承諾の実施。
  ・封書
   宛名書。鏡文章の注意事項。

 ・名刺の取り扱い
  ・名刺の受け渡しのマナー
   ・交換する順番
   目上の方から先に交換する。
   ・交換時の立ち位置
   テーブルを挟まず直接応対する。
   ・交換時のマナー
   両手で受け取り、一礼する。
  ・受け取った名刺の保管方法
   テーブルの上に置く。扱いは職位順に扱う。
   
 ・入室・退室のマナー
  ・入室の順番
   目上の方を先に通す
  ・席の位置
   上座、下座の位置

 ・服装・身だしなみのマナー
  ・制服、Yシャツ
  ・頭髪について
   長さ、色
  ・化粧
  ・ひげ
  ・アクセサリー
  ・入社、退社後

・社会人マナーに関する研修会
 ・社会人の自覚教育
 学費を支払う立場から、給料を貰う立場の違い。
  個人ではなく、組織の一員であること。
 ・時間厳守
  ○前行動の徹底。
 ・報連相の重要性
  上司等への報告・連絡の実施。相談による独断の抑制。
 ・人間関係の構築
  業務において様々な人間関係が必要であること。
 ・スピーチの方法
  意見を適切に相手に伝えること。
 ・自発行動の実施
  自ら考えて行動できること。
 ・報告書の作成方法
  顛末書等の報告文章の作成方法。

・その他一般常識に関すること
 ・情報保護に関すること
  個人情報。企業秘密等。
 ・社内活動に関すること
  セクハラ、パワハラ教育。懲戒対象項目。
 ・個人に問われる社会的な責任に関すること。
  車両運転時のモラル。通勤時及び私生活における道徳的責任。

・就業規則に関する教育
 ・就業規則に定められた各種制度。
 ・違反(懲戒処分)事項。

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